古いお家のシロアリ被害はまちまち?
こんにちはラクラスです!いや~急に寒くなってきて体調崩しやすい季節になってきました。私の周りでもちらほら風邪ひいたとか聞くようになったので皆さんもきをつけてくださね!
先日新築の施工に行ったときですが、大工さんと一緒に休憩している時に「古い家でシロアリ被害が凄いところと被害がない家とあるけど何でやろ?」みたいな質問をされました、その時は使っている材料の違いもあるんじゃないかと言う話で終わってしまったんですが、その後も何か言い忘れてる気がするな~とモヤモヤしていていましたがつい先日思い出すことが出来ました。
その言い忘れてた気がしてたのは「クロルデン」でした、有機塩素系のクロルデンはシロアリ駆除に使用されていた薬剤で私がこの業界に入ったころには既に使用禁止になっていたのですが、1986年頃までは実際にシロアリ駆除に使われていたそうです。私は実際に使った事がないので先輩から聞いた話ですが、臭いが凄くて施工中は家の中に入れないほどだったと、それで薬剤が分解されにくく効果が長く続くので永久保証が出せたそうです。薬剤が分解されにくいので環境汚染や生物の体内で蓄積してしまう等の薬害が発生して使用禁止になったそうです。
1986年頃というと今から38年前になりますから築40年以上経過したシロアリ被害の無い住宅はもしかしたらクロルデンで薬剤処理されてたかも知れませんね、古いお家に施工に行くと薬剤の臭いを気にする年配のお施主さんが多いのも納得できます。
長期効果というと最近増えているホウ酸処理も同じですが、化学薬品であるクロルデンと自然素材のホウ酸では同じ長期効果でも安全性や特性が全く違います、最初に登場した大工さんの現場も新築でホウ酸処理をさせていただいたんですが「ホウ酸は値段も高いし手間もかかるけどお施主さんの事を考えるとホウ酸がええよな~」と言っていましたし、お施主さんのお父さんも「最近の木材はすぐシロアリに食われるからホウ酸がええぞ!」と言っていたそうです。
皆さんはシロアリ対策を長い目で見て考えますか?それとも今だけの短期目線で選びますか?
しんじょう
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2024年11月26日 07:54