アメリカカンザイシロアリの被害

こんにちはラクラスです!
以前、アメリカカンザイ駆除に伺った際に撮影した写真です。お家の風窓のところですが風窓の右下に茶色い粉のような物が積もっていると思います、それがアメリカカンザイシロアリの糞粒というものです。
このお家は実際にアメリカカンザイシロアリの被害が発生しているという事になりますが、高確率で室内にも被害が拡大していると思われます。
アメリカカンザイシロアリの被害とは?
1. アメリカカンザイシロアリとは?
アメリカカンザイシロアリは、主に乾燥した木材を食害するシロアリの一種です。湿気を必要とせず、屋内の家具や木材構造にも侵入しやすい特徴があります。特に日本では、輸入家具や木材を介して被害が広がることがあり、注意が必要です。
2. 被害の特徴
アメリカカンザイシロアリの被害は、他のシロアリと異なる点がいくつかあります。
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乾燥した木材を食害:湿気の少ない環境でも生息可能。
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糞粒(フラス)の排出:被害箇所の近くに砂粒状の糞が溜まる。
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内部からの侵食:木材の内部をくり抜くように食害するため、表面からは被害が分かりにくい。
特に、屋根裏や家具の裏側など、目につきにくい場所で被害が進行しやすいのが特徴です。
3. 被害を防ぐための対策
アメリカカンザイシロアリの被害を未然に防ぐためには、以下のような対策が有効です。
(1) 予防策
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定期的な点検:家具や木材構造を定期的にチェック。
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木材処理:防蟻剤処理を施した木材を使用。
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通気性の確保:湿気の少ない場所でも、風通しを良くしておく。
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輸入家具の検査:海外からの木製品を購入する際は、シロアリの侵入リスクを考慮する。
(2) 駆除方法
すでに被害が発生している場合は、以下の方法で駆除を行います。
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専門業者による駆除:薬剤処理が有効。(短期間で分解する薬剤では再発リスクが高いので効果が長期間継続するホウ酸処理が有効)
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被害部分の交換:木材がひどく侵食されている場合は交換を検討。
4. まとめ
アメリカカンザイシロアリは、乾燥した木材を食害するため、従来の湿気対策だけでは防ぎきれません。定期的な点検や予防策を講じることで、大切な家や家具を守りましょう。被害を見つけた際は、速やかに専門業者に相談することをおすすめします。
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しんじょう。